「固めたるザッハトルテや春浅し」の批評
回答者 凡
めいさん、こんばんは。凡です。
「凍て弓の」の句の御鑑賞ありがとう御座いました。
実は、学生時代に弓とお茶を少し齧りました(もう半世紀も前の大昔です…笑)
弓道と茶道に繋がりを感じる…とのご感想、私もそう思います。
茶道の所作は、キチンと身に着ける事で、優雅さや凛々しさを醸し出し、亭主が客をもてなす心遣い、客が亭主に感じる感謝の気持ち…それが全て現れる。しいては一服の茶の味わいにも影響する…そうです。
弓道の所作は、いかに同じ動作を繰り返すことができるか。
弓を射る射場から的場までの距離、安土と呼ばれる砂山にかける的の高さ…全て決まっています。ですから、普段と違う道場、体調の良し悪し、天候の違い…それらが有っても常に同じ所作を繰り返せば矢は的を射抜く。しかし、人間は機械では無いので常に全く同じ所作を繰り返すのは至難の技です。鍛錬稽古でそれを身に着けるわけですね。
ちょっとくどくなりました。その緊張感を感じ取っていただき、本当に嬉しく思います。
さて、御句「固めたる」
ザッハトルテ…私も、これはいったい何だろう?と思い調べました。
オーストリアの伝統的なチョコレートケーキなんですね。
とても濃厚なお味らしく、それがわかると「春あさし」で冬から春に向かう、何かワクワクする気持ちが分かる様な気がしました。
「固めたる」は、スポンジにチョコレートを染み込ませた?あるいは厚く塗ったチョコレートを意味するのかなぁ…とちょっと迷いました。
いずれにしても、そろそろ春!と思える句だと思います。
長々と失礼致しました。
またよろしくお願い致します。
点数: 1


ザッハトルテとは、チョコレートでコーティングされたケーキのことです。
よろしくお願いいたします。