「古い汽車最期に乗せし枯葉かな」の批評
回答者 腹井壮
森田拓也さん、おはようございます。
いつも拙句に御意見や感想を頂きありがとうございます。
自分はシュールな俳句が好きです。しかし、鉄っちゃんではないがただの鉄道好きからすると壊れかけの旧い電車が走るというのはあまりにも非現実的です。追い討ちをかけて朽ちかけた枯れ葉を乗せているとなると一般詩において詩性はあっても俳句に詩性があるのか疑問です。
一読してかなに関しては切れ字と判断しました。ただし、文法に正しいとか間違いとかではなく違和感があります。まずは現代語でイメージをきちんと練り上げてから古文に訳すようにしたほうがよろしいのではないでしょうか。
自分にとって俳句の本番はコンペであり句会は勉強会です。人様の意見を聞いて少しでも上手くなりたいから出席しています。
森田拓也さんが東京や東京に近いところにお住まいでしたら自分が登録している句会に是非遊びに来てください。その気があるのでしたらホームページのアドレス位は公表できます。
点数: 1
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こんばんは。
読んで下さって、どうもありがとうございます。
句意は、もう古くなって壊れかけている汽車が、停止する直前、
最期に朽ち果てた枯葉を乗せて走っている、という表現を目指しました。
何か最後の切れ字として表現したつもりの「かな」が疑問の意味の「かな」みたいに
見えまして、ちょっと表現としてまずいかな?って思ってます。
よろしくお願いします。