「盆踊り目で追う浴衣マイガール」の批評
ルビー様、こんばんは。ちょっと辛口&長くなりますが。。
〇季重なりについては既に出ていますね。承知の上のようですが。
コメントを拝見する限り、彼女さんが浴衣で色っぽい、ということを詠みたいのですよね?
だとすると「盆踊り」は浴衣を着たきっかけの説明でしかなく、描写の必要がない気がします。お祭りでも花火でもキャンプでも感慨は変わらないかと。
〇前句に続いて今回も三段切れ。その結果、句意がわかりにくくなっています。
▼「浴衣」は「浴衣を着ている人」なのか「物体としての浴衣」なのか?
▼「浴衣(を着ている人)」と「マイガール」は同一人物なのか別人なのか?
▼「浴衣(を着ている人)が盆踊りを目で追っている」のか「盆踊りで作者が浴衣(を着ている人)を目で追っている」のか?
などなど。助詞を省略しすぎた三段切れはこういう混乱が起きやすいです。
私は初読では「盆踊りを目で追っている浴衣の人は私の彼女なんですよ」と誰かに説明している句かと思いました。
こういう文法的なところで鑑賞を混乱させると、意味を理解するだけで読者は疲れてしまい、感動が生まれにくいと思います。
〇見ていることは言わなくてもわかるので「目で追う」が要るかどうか。
そもそも「目で追う」って表現、直視できないような片思いの相手ならともかく、自分の彼女(マイガール)に対して使いますかね…?
「目で追う=顔の向きは特に変えず、視線のみ移動させて対象を見続けること」。なんかこっそり見ているような印象で、「もしかしてこの句は、横に彼女がいるのに他の浴衣姿の女性を目で追っているという意味?」なんて思ったりもしました。
〇季語
「浴衣」だけでルビー様が詠みたかったという「色っぽさ」は十分に伝わるような気がします。率直に、私は原句よりもめい様の提案句の方が色っぽさを感じました。
極論、「浴衣の君」という6音だけで読者は「きっと色っぽくて作者はうっとりしているんだろうな」と想像できそうです。あと11音で色々できる気がします。
長文失礼しました。またよろしくお願いします。
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マイガールの解釈は人それぞれでしょうね、