「草むしり土煙たつ乾土かな」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
語順がもったいないですね。
◆「土煙たつ」という中七に対して、「乾土」というオチでは、当たり前の話で終わってしまいます。乾いている土だからこそ、【土煙】が立つと思いますので。
(なお、「湿った土」や「乾いた砂」から【土煙】が立てば驚きますが、それはそれでリアリティは薄くなります)
◆「草むしりして、土煙が立ちました」という、季語を使った理由と結果の形に見えます。この季語の使い方は気になるところ。これも語順の問題かと。
◆「乾土かな」の「かな」も、この句では要一考。
ひとまず語順を変えて、「季語を立たせる」「土煙と乾いた土は風景として使う」という方針で、以下のようにはできます。
・乾土より立つ土けむり草むしり
まずこの形。
この形から、読者を信頼して「乾いた土から土煙が立つのはあたりまえなので読者に任せる」など、いろいろ整理出来れば、他のステキな要素が置けるようになるのではないかと思います。
・草刈りや乾いた土に乾いた手
(↑季語を「草刈り」に変え、明確に切れを入れてみました)
・土煙立たせて汗の庭仕事
(↑季語を「汗」に変えてみました。乾と湿の対比)
点数: 1
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雨が降らず土はカラカラです。