「蒲公英の絮雨粒や夢の跡」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
コメントなしでは意味のわからない句ではないかと・・
◆蒲公英の絮/雨粒や/夢の跡
名詞の羅列で、どう意味をとったらいいかわからない句になっています。
やや変則ですが三段切れもあり・・・
◆作者は「夢の跡」と言うことで、なんとなくいいこと言った!という気になっている、というタイプの句です。
夏草や兵どもが夢の跡/芭蕉
↑この芭蕉の句は「兵どもが夢の跡」と明確に伝えており、解釈もできるのですが、御句は何が夢の跡なのか・・
◆「蒲公英の絮」が雨でどうなったのか、はっきり書いた方が伝わるタイプの句だと思いますよ。
芭蕉の句は、芭蕉より前の時代の「兵」を、芭蕉の感慨をもって詠んでいるので「夢の跡」と言わざるをえない句ではありますが、御句は目の前で「蒲公英の絮」がどうなっているのか描写することが可能なはずです。
・蒲公英の絮へ雨粒つぎつぎと
・蒲公英の絮の落ちたる雨後の庭
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蒲公英の絮で再投稿です。
庭に咲いた蒲公英のまんまる絮が微動だにせず4個、5個、今か今かと飛んでゆくのを待ってたら今日、雨が降りました。
そんな情景を句にしました。
宜しくお願いします。