俳句添削道場(投句と批評)

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清和の渓上れど阻む鉄の柵

作者 ノワール  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

初めて詠んでみた初心者です。
これは、東京23区唯一の渓谷、等々力渓谷に行ったけれど通行止めになっていて散策できなかったことを残念に思って詠んだ俳句です。
人工物の露骨さを外来語の「バリケード」で表現しようしましたが、どちらがよいのでしょうか。
添削よろしくお願いいたします。

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「清和の渓上れど阻む鉄の柵」の批評

回答者 なお

ノワールさん、こんにちは。初めまして。
私も先日、等々力渓谷に行きましたよ。何にも知らずに。まさかの通行止め。呆然としました。
イベントや催しなどであれば、やっているかどうかは確認してから行きますが、まさか渓谷がやっていないなんて考えもしなかったから。
ノワールさんは、それでどうなさったのですか?私たちは…いや、やめておきましょう(笑)。

さて御句拝読しました。面白いですね。ですが、季語が生きていませんよね。渓谷を気持ちよく散策したのであれば清和が生きますが、通行止め!散策できず!残念!これでは清和が泣いてしまいます。

そもそも、十七音の中に、「楽しみにしていた渓谷に散策に行ったら通行止めだった」という、気持ちの良くない事実と、とても気持ちのいい「清和」という季語を合わせる。難しいですねー。

例えば、散策ができたとしましょうか。

・唯一の渓谷歩き清和かな
・渓谷の風の轟く清和かな

みたいなことが詠めますが、通行止めですからねー。

・渓谷に降りられずいる清和かな
・渓谷をあきらめ帰る清和かな

面白くないですね…。俳句はできるだけ、否定を詠まないという原則があるようですよ。話が複雑になったり、季語が生きてこなかったりするからのようです。

ちなみに全部、「清和かな」にしたのは、三音の季語は冒頭に置くと難しいからです。ですので「かな」を付けて下五に置きました。

今回は残念でしたが、整備が終わればまた通れるようになりますので、そうしたらあらためて散策してご投句ください。よろしくお願いします!

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「清和の渓上れど阻む鉄の柵」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。
初心者さんで「清和」という季語を使うのですか!すごいですね。

季語ひとつ、リズムも上五字余りですが気にならないかたち、意味もわかります。

ただこの句は、俳句と言うよりも日記。
「清和の時期の渓で、上ったが阻む鉄の柵がありました」
自分の経験したことを順に並べて、五七五(六七五)に音数を整えた、というものです。そのため季語や、初夏と言う季節にあまり意味を成しておらず、「清和という時期のことでした」というだけになっています。

俳句は経験を体験を生かすことは大切なのですが、あまりに日記的ですと「他人の日記を見せられても・・」となります。
俳句は「詩」です。できれば詩として、読者を感動させたいです。そのためにはこの出来事で「作者の心が動いたところ」にもう少し注目たいところ。

俳句は十七音と言う短さ。
注目ポイント以外は、余分な要素を削いだ方が良いです。
なお、渓谷の中に入れなかったならば「清和の渓」とは言わない方が良いです。本当は「清和の渓谷」を見ていないのに、まるで見たみたいになってしまうので。

たとえば「鉄の柵に阻まれて残念」が言いたいのであれば
・鉄柵に阻まれている清和なり

「自分が等々力渓谷に入れなくて残念」であれば
・渓谷に入れずにいる清和かな

「等々力渓谷が封鎖されていることに驚いた」ならば
・渓谷の封鎖されたる清和かな

こんな感じでしょうか。

御句の最初の形のように、全部詰め込むと、感動ポイントがどこかわからなくなることが多いです。「できるだけ省略すること」を気にしてみてください。

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