「儚さや愛は奪うもの花明り」の批評
回答者 なお
子猫のミルさん、こんにちは。
御句拝読しました。恋の句ですね。いいですねー。
いいのですが、俳句で恋を詠むのは難しいですよ。なぜなら、恋は色々複雑な心の動きや、一人ではできず相手のいることですから人間関係がからみます。また、一瞬でどうなるものではないですし、季節で移り変わるものでもないでしょう。
これらは、およそ俳句とは相入れない性格のものです。短歌であれば、俳句の倍近く長く詠めますので、ご存じのように平安の昔から数多く詠まれてきましたけれどね。
そんなわけで私としましては、身の回りのちょっとした出来事とか、自然(季節の移ろい)などをお詠みになることをおすすめします。
もちろん、無理にではありませんよ。
あと、「愛は奪うもの」は、中八であるとか、結論付けないほうがいいとかありますが、それはまたの機会に。
・花明り奪ひし愛の儚さよ
よろしくお願いします。
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愛は奪うものと言うけれど、奪えなかった恋。例え奪っても儚く消えるだろう。花明りのようだ。