「オリオンを知る前はどこを見ていたか」の批評
回答者 なお
たさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。こういうお気持ち、わかりますよ。しかし個人的には、俳句には向かないと思います。疑問を呈されても、一般には、誰がどういう状況で疑問に思ったかわからず、読み手としては、「そんなこと聞かれてもわからないよ。解決してから、その答えを教えてよ」ということになりがちです。
このことは、俳句の教本のようなものに書いてあるかどうかはわかりませんが、私が、いち読み手として感じることです。
その点から、私は、御句を、「自分の考えはこうである」と言ってみたらいかがかと思う次第です。
例えばですが、
・オリオンを見て知る空の広さかな
・オリオンの南に見ゆる午後八時
・オリオンに空の賑わい教えられ
・真っ先に指さす空にオリオン座
・三つ星はベルトと聞けりオリオン座
・オリオンは英雄の名と天文部
オリオン座を知ってからのことを述べました。よろしくお願いします。
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パッと夜空を見たとき、月だったり自分が知っている星座に目が行きますが、オリオン座を知らなかった頃の自分はどこを見ていただろうという気持ちを詠みました。
自分で気になる点は
・「オリオン」の部分は他の星座でも成り立ってしまうというのは季語として、俳句としてどうなのか
・「まず月が目に入り、その次にオリオン座を探してしまう」という感覚だが、読み手には「オリオンを知る前?月見てたんじゃね」と思われるか。その場合、どう改善すれば良いか
初歩的なことも細かいことも全部知りたいので、思ったことを全て書いていただけるとありがたいです。もう一句添削依頼を出すので、是非そちらも見てください。