「小雪舞う吾を包みし愛の歌」の批評
回答者 イサク
こんにちは。はじめまして。
一読、語順と接続で意味がわかりにくく、損をしている句だと思いました。
「小雪舞う吾」と繋がって見えますし、言いたいことが多すぎて、少し説明感が強いです。
◆できるだけ句の中の措辞を生かすなら、
・愛の歌包む吾あり小雪舞ふ
◆俳句は十七音しかないので、言いたいことを詰め込むのは非常に難しいです。なので、省略できる言葉を省略することを考えてみます。
ご心情的には「愛の歌が自分を包む」と言いたいのはわかりました。
ですが、安っぽいポップスの歌詞のようでもあります。ここは少し遠回しにしてみませんかねぇ・・?
せめて、この句ではナルシストに見えてしまう「吾」を省略してみます。
・小雪舞うまるで愛の歌のように
省略しましたが、句の中に「吾」すなわち自分は存在すると思います。
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やわらかい雪が舞う中、妻の好きだった曲を聴きながら佇んでいたら、ひとひらひとひらの雪がまるで妻の星からやってきたような感じがしました。