「病室の白にも白や秋惜しむ」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
御句、とりあわせとしてはできていると思います。
もしかしたら句の中の「白」を秋のイメージで詠んだかもしれませんが、この病室の「白」には
秋の雰囲気が薄く、理屈のつながりが適度に離れているのではないかと思いました
一点、季語の「秋惜しむ」が、「退院したくない」という意味に見えなくもないので、季語がこのままでよいかどうかはご本人の判断で。
点数: 2
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緊急入院で、非日常に身を置くことになりました。病室の壁もベッドも天井も皆、真白…社会からの隔離を象徴しているかのように思えてなりません。自業とは言え、ごくありふれた日常の当たり前が、何と有難いことか。何度経験しても、喉元過ぎれば…己の修養不足を痛感しつつ、詠みました。