「試験場おとぼけ顔のカスばかり」の批評
回答者 なお
ピアノ線さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。これから受験に向かう学生さんは大変な時期になりますね。
御句、まずは季語がないのが問題ですね。試験場、私は最初は運転免許の試験かと思いましたよ。これって一年中やってますからね。季節性はないです。英検も漢検もね。
ですから季節性のある試験は「入学試験」とかなら春の季語です。「受験」もそうかな。
次に、意味が取りにくいです。おとぼけ顔のカス、は、私は、試験で自信を持つために、他の人たちはみんな大したことはないと思い込む、そんな意味だと思いましたが、コメントを拝読すると、何やら自分の醜さを詠んだ?
そうなると、おとぼけ顔のカスは自分も含む?それでは自信を失いますね。マウント取れないでしょう。
いずれにせよ、カスは言い過ぎでは?作者自身が言い過ぎと思う場合は、何も知らない読み手には余計に不快に取られることが往々にしてあります。誰でも、人の俳句を読んで不快にはなりたくないですよね。
私は、受験で、誰よりも人一倍頑張ってきたのだ、という自信を表す句のご提案として、次のようなものを置かせていただきます。
・大試験だれより厚き吾のノート
ちなみに大試験というのは、今はあまり言わないと思いますが、学校に入るための試験ではなく、在学中の、進級や卒業がかかっている大事な試験という意味で、春の季語です。こういうのもありますよという意味で置かせていただきました。
試験、頑張ってくださいね。
点数: 1
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受験のマウント合戦を表したつもりです。
短い句で自分が最近感じる人間(自分)の醜さを詠みました。カスは言いすぎですかね?もっといい形容を探しています。