「収穫の終へて迎えし運動会」の批評
回答者 鈴蘭
こんにちは、コメントありがとうございました。御礼までに。
「運動会紙の花さへ砂まみれ」、そうなんですよね。仰るとおりで、こういうことです。
正直、この句(私の作った元句)は切り取り方から失敗していた句だと思っています。表現方法を工夫してもご提案句までが限界だったかなと。元句が悪いです!
紙の花さえ砂まみれだなぁ、と思ったことは確かなんですが、そもそもが「思ったこと」の切り取りだったので、作中主体が何をしていたのかや、紙の花がどういう状況にあったのかが視覚的に見えなかったのが反省点です。イサクさんの提案句「ざらりと」は、広い景が出ないなら感触の情報を掘り下げて、紙の花に徹底的にズームしてみては?という提案だったと思います。
本当は、この紙の花が砂まみれだなぁと思ったときに何が目に入っていたか、何を感じていたかと取り合わせたいところ。しかしそれをやると「運動会」の季語がはじき出されてしまったので、今回はギブアップでした。
紙の花の砂塵や得点板外す
点数: 1
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昨今は、春の運動会も多くなってきているようですが、矢張り、運動会と言えば秋…農家にとっては、実りの収穫後、丁度一息入れてからの年中行事、それが運動会でしたが…「今を詠む」俳句になっていましよをうか?