「秋雨や峠の茶屋の破れ悲し」の批評
回答者 めい
博充さま。茶屋が廃れている景を曇り窓で、表現しました。読み手も想像してくれるのでは、ないでしょうか?
●秋雨や峠の茶屋の曇り窓
よろしくお願いします🙇♀️
点数: 0
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作者 博充 投稿日
回答者 めい
博充さま。茶屋が廃れている景を曇り窓で、表現しました。読み手も想像してくれるのでは、ないでしょうか?
●秋雨や峠の茶屋の曇り窓
よろしくお願いします🙇♀️
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回答者 慈雨
博充さま、こんばんは。
御句拝読しました。秋雨と茶屋の取り合わせは雰囲気が出ていますね!
◯「破れ(やれ)」は辞書によると「やぶれたもの。やぶれたところ。やぶれ」とありました。茶屋の壁の破れていた部分を詠んだということでしょうか?
コメントにある「ガラガラでさびれていた」というのとはちょっと違うような。
◯「秋雨」は寂しい風情を連想させる季語です。
しかも加えて「茶屋の破れ」とダメ押ししていますので、「悲し」は言わずもがなで省略できそうです。
そもそも俳句は「嬉しい」とか「悲しい」などの主観を言わず、読者に「きっと嬉しい(悲しい)んだろうな」と思わせるのが基本なので、注意したいところです。
・秋雨や峠の茶屋のがらんどう
「秋雨」はたとえば虫や植物の季語などに変えるのもアリかもしれないですね(客のいない茶屋に虫がぽつんと飛んでいるとか、花だけが咲いているような光景で、寂しさを強調するイメージ)。
またよろしくお願いします。
点数: 1
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回答者 なお
博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。「破れ」と書いて「やれ」と読むのは、私の好きな落語(噺)の「中村仲蔵」に出てきますので、好きな言葉です。
私も以前、これを使ってどこかの句選に応募しましたが、ボツでした(笑)。
御句、全体の雰囲気はいいと思うのですが、慈雨さんがおっしゃるように、ご自身で「悲し」と言ってしまっているところがもったいないと思います。光景を描写して、読み手に「それは悲しいなぁ…」と思ってもらうような作りにしてみたいです。
・秋雨や峠の茶屋の破れた軒
破れた屋根にしようか迷いましたが、コメントからすると、この茶屋は廃業してしまったのではなく、営業はしている様子。さすがに屋根がそんな状態では営業できないですからね。
点数: 1
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破れ悲しはやれかなしと読んでください。
峠に茶屋はガラガラでさびれていました。