「雲の峰ライトグレーと白副えて」の批評
回答者 山口雀昭
みつかず様、面白い御句に一人ニヤニヤして詠ませていただきました。
模様の付いた西洋の用皿に入道雲が乗っていてフォークとナイフでうまそうに食べている様子に見えます。(私の主観です)
ライトグレーに白・・映えてますね(^^♪
雲は自然の生き物で、いろいろな物に変えていきますが魔物にもなります。
御句を参考に私も雲の俳句をに挑戦してみます。
ありがとうございます。 雀昭
点数: 1
添削のお礼として、山口雀昭さんの俳句の感想を書いてください >>
ありのままの気持ちを素直な描写で詠んでみたら、何故か高度な技法2つ同時に挑んでいた事になりました(推敲と調査はしましたが、せいぜい「入道雲と積乱雲の違い」を調べたのと、下五の漢字を「副えて」と「添えて」のどちらか決める為に、単語の意味(含み)の違いを調べた程度)。率直なご意見をお願いいたします。
句意:(先程ベランダから見つめた)入道雲は、自身の薄く明るめの灰色と白色とを、(広々と澄み渡っている)空の青色に副えている。(入道雲の何と力強くて優しく、そして何と美しい空の様子であろうか)
季語:雲の峰(三夏)
※ お分かりの方は「雲の峰」の説明書きは読み飛ばしていただいて結構です。
季語「雲の峰」は「入道雲」と「積乱雲」のどちらの意味でも使えますが、ここでは積乱雲の発達前、つまり「入道雲」の事です。「ライトグレーと白副えて」から入道雲の事であると判別できます。
技法:一物仕立て、擬人化