「顎髭とジャケット爽う日傘かな」の批評
回答者 長谷機械児
こんにちは。
「顎髭とブルゾン爽う日傘かな」句の意味がよく解らず、「爽う」はさっぱり解らず(五七五の音数からすると3音らしいと推測するものの…)。
「爽う」を検索すれば、「たがう」と読み、「まちがえる」という意味だそうで。引っかかったWebサイトによれば「漢検1級レベル」とか。語彙が分かったところで、句意は解らないまま。
あごひげとブルゾンとを間違える日傘であるよ…?
…と、見ていたら、下にこの投稿があり、「爽やか」の意味で使いたいらしい…とすると、「爽う」は結局どう読ませるつもりだったのか解らなくなる…。
もう一点。「顎髭とブルゾン」という語から“さわやか”という印象を導くのはなかなか難しいのでは?(どっちかというと、両者とも暑苦しい物のような…) 季語「日傘」がその印象に至る補助になっているとも思えず。
以下、添削とは言えませんが、「あごひげ」を夏の清涼感と繋げることを試みる句として、
顎髭の男ひとりの橋涼み
涼しさや鬚ととのへしバーテンダー
よろしくお願いします。
点数: 3
添削のお礼として、長谷機械児さんの俳句の感想を書いてください >>
最近は日傘をしている男性もいます。そういう人は爽やかな人が多い。