「思い出す遺影に映る若きかげ」の批評
回答者 あらちゃん
佐藤様こんにちは。初めまして。
詳細はすでに慈雨様、なおじい様がご説明されておりますので、私からは提案句だけを置かせていただきます。
なるべく原句に沿って詠んでみました。
暑き日や遺影に浮かぶ若きかげ
よろしくお願いいたします。
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作者 佐藤 投稿日
回答者 あらちゃん
佐藤様こんにちは。初めまして。
詳細はすでに慈雨様、なおじい様がご説明されておりますので、私からは提案句だけを置かせていただきます。
なるべく原句に沿って詠んでみました。
暑き日や遺影に浮かぶ若きかげ
よろしくお願いいたします。
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回答者 慈雨
佐藤さま、はじめまして。
御句拝読しました。たくさん思い出のある方の遺影なのですね。優しい句だと思います。
ただ気になった点もあり、道場ですのでコメントさせてください。
①季語が無いかと思います。やはり俳句ですので、季語に想いを託したいところです。
仏壇に添えた花でも、お供え物でも、あるいは外で鳴いている虫でも、夏に吹く南風でも、いろいろ候補はあるかと思いますので、ぜひお気持ちに合う季語を探してみてください。
②「若きかげ」だけでその方を思い出していることは伝わるので、「思い出す」は省略できそうです。
③「遺影に映る若きかげ」、私は最初「遺影に使われている写真が若い頃のものなのかな?」と思ってしまいました。そうではなく、「遺影を見ていると若い頃のことを思い出す」ということですよね?「遺影に映る」という言い方はちょっと誤読を招くかもしれません。
たとえばですが、
・若き日の浮かぶ遺影や夏の宵
のような形で佐藤さまの言いたかったことと合っているでしょうか?
またよろしくお願いいたします。
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回答者 なお
佐藤さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。これは切ないですね。内容的にあまりコメントするのはどうかという思いはありますが、添削道場ですので、こうしてはいかが?ということはお伝えします。そのためのサイトですから。
季語の点は慈雨さんがおっしゃる通りです。寂しげな季語もさることながら、他の人にとっては楽しげな季語も雰囲気が合うこともありますのでお試しください(たとえば夏祭、花火、浴衣…)。
「思い出す」は思い出すから俳句に詠むので、言わなくてもわかってもらえますよ。
「若きかげ」は、私は、遺影の写真から感じられるどこか若い部分、みたいな感じに捉えました。そこから若き日々の思い出につながるのかなあと。
・髪多き遺影微笑む山開き
懐かしいあの人を男性と捉え、風貌を勝手に想像し、山で亡くなったことにしてしまいました。申し訳ありません、ご容赦ください。
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懐かしいあの人の優しさを遺影を見るたびに思い出してしまうことを書きました