俳句添削道場(投句と批評)

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葉桜や桃色の葉は何処でゆく

作者 宍戸聖也  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

桜をあえて桃色の葉として表し、暗示させるように心がけました。
夏(初夏)になってしまって、春がもどかしい気持ち。

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「葉桜や桃色の葉は何処でゆく」の批評

回答者 なお

宍戸聖也さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。ちょっとわかりにくいですね。
先のイサクさんと同感ですが、できるだけ違うことをお伝えするようにしますね。重なる部分があったらごめんなさい。

御句、「桃色の葉」で桜の花を暗に示すというのは、桃色というとやはり桃の花を想像してしまいますし、葉から花を想起するのも難しいです。
また、「何処でゆく」というのもわかりにくいです。おそらくタイプミスと思いますが、「何処へゆく」ではないですか?

葉桜になってしまって、あの花の盛りを懐かしがるという気持ちは葉桜という季語に含まれていますが、あえてお気持ちを表せば、

・葉桜やあの華やぎは今何処へ

みたいなことだと思いますので、一応置かせていただきます。
また聞かせてください!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「葉桜や桃色の葉は何処でゆく」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

はじめまして。よろしくお願いします。

御句、「桃色の葉」とみて「葉が桃色になる種類の桜があるんだなあ・・珍しそう」と思ってしまいました。

俳句には十七音という少ない音数しかなく、多くの言葉を使って説明するのが難しいので、「桃色の葉」といって「桜の花」のことという伝わりにくい比喩(宍戸さまの言うところの「暗示」)は大抵失敗します

◆「葉桜」という季語には、桜の花が散って葉っぱに変わったという意味を含み、桜の花を惜しむ気持ちも含んでいます。だから「葉桜」は初夏の季語なのです。
 つまり、宍戸さまの作ろうとした句の意味は全て「葉桜」の四音に入っています

 「葉桜や」と夏の季語を使っておいて春のことを詠む、というのは俳句には向いていません。春を詠むなら春の季語、夏を詠むなら夏の季語を使うのをお勧めします。
 季語によっては「行く春」「雛納め」など、いってしまう季節を惜しむ季語もありますので、いろいろ調べてみてください。
とりあえずここまで。

点数: 2

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添削対象の句『葉桜や桃色の葉は何処でゆく』 作者: 宍戸聖也
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