俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

軒並みに注ぎ込みけり夕焼けを

作者 みちのく  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんばんは、いつもお世話になっております。
夏の季語の「夕焼け」のかわりに、春の季語にすれば良かったか悩んでいます。
例えば「春の夕」「春夕を」など…
ただし、夕焼けに反射されて、軒並みがオレンジに輝くイメージは薄くなるかなと思いました。
まるで夕焼けが自分の色を注ぎこんでいるようなイメージですね。
宜しくお願いします。

最新の添削

「軒並みに注ぎ込みけり夕焼けを」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。げばげばと申します。

御句。眼目は注ぐにあるのですね。
夕焼けなら、光る、輝く、照るなどは含まれるので、表さなくてよい、包む、などは、類想の範疇にあり。
まるで、だれかが注いだかのようだ、という見立てなわけですね。しかも、直喩にせず断定することで詩にしたい意図も感じます。注ぐがごとく、とか直喩にすると安置ですもんね。
しかも、下五に季語を持ってきて、何を注ぐの?と思わせて、おお、夕焼けが家並みに満ちているのだと一気に光景を広げる意図も見えます。

いろいろ工夫されているので、そのままいただきたい感じもあります。

「かな」なんてどうですか?
私はこう感じたのですが、あなたはどうですか?とそっと感動を手渡すようなイメージの切れです。

家並みへ注ぎ込む春夕焼かな

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「軒並みに注ぎ込みけり夕焼けを」の批評

回答者 みつかづ

句の評価:
★★★★★

初めまして。こんばんは。貴句、拝読しました。

下五をそのまま「春夕焼」(はるゆやけ)という季語に置き換えれば、ひとまず春にはできます。

ただ中七。夕焼けの光は通常は「注ぐ」とは言わないのではないかと思います。説明臭くはなりますが、「照らす」でしょうか。

添削(表現なさりたい事に足りていない言葉は添える、多過ぎる言葉は削る)ですので句意は変えたくないですので、具体的には「家並を照らしをりたる春夕焼」でしょうか。軒並みですと誤読される可能性がありますので、家並に代えておくのも一案です。
「春の夕焼け(の穏やかな光)が家々を照らし続けております(何と美しい事でしょう)」との句意であればこれで添削できた事になりますが、句意をお書きではありませんので、もし作者が表現なさりたい事と違っていれば、色々と試していただきたいと思います。

点数: 0

添削のお礼として、みつかづさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

秋茜舞う高原に響く歌

作者名 友也 回答数 : 3

投稿日時:

昼ドラマ見ても出ていぬ娘役

作者名 翔子 回答数 : 1

投稿日時:

匙入れて熟れし西瓜のしぶき飛ぶ

作者名 わかば 回答数 : 9

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『軒並みに注ぎ込みけり夕焼けを』 作者: みちのく
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ