「帰り道日向に響く蝉時雨」の批評
回答者 慈雨
鹿見木栓さま、はじめまして。私も初心者ですが、よろしくお願いいたします。
夏の句ですね。とても情緒があり、光景も浮かんできて素敵です。最初でこんな句を詠める力、羨ましいです。。
私に上手に添削する力がなく恐縮ですが、自分がよく指摘されている点について。
俳句は17音という短い表現なため、いかに意味の重複や「言わずもがな」の表現を避けるかが一つのコツになるようです。
御句ですと、
・「帰り道」「日向」は共に場所を示す言葉なので、どちらか片方(より強調したい方)で良いかもしれません。
・「帰り道」は、たとえば「帰路」などでもいいなら、5音を2音まで減らせます。
・「蝉時雨」は音を表す言葉なので、あえて「響く」と言わなくても意味は通りそうです。
その辺りで何音か節約し、より具体的な場所など、他の描写を追加できそうに思いました。
たとえばですが、
帰路の寺しばし腰かけ蝉時雨
夕暮れの石段走り蝉時雨
などでしょうか。
あまり上手くなくてすみません。今後ともよろしくお願いいたします。
点数: 2
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
お題は自由です。俳句を書いたのは初めてなのでお手柔らかにお願いします。また悪いところも挙げて頂けると幸いです。