「七五三初振り袖に騒ぐ孫」の批評
回答者 なお
奥井宣孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先ほど虫の音のほうに三句まとめたコメントをしましたので、一部繰り返しのようになりますがご容赦ください。
御句、光景は浮かびますし、微笑ましく共感します。ですので、日記として、その時のお写真と一緒に取っておくとかであれば悪くないと思います。キッチリと俳句になっていますし。
ただ、割とこの道場は、「上手くなろう」「句選(俳句のコンクール等)で入選したい、できれば上位へ」という志を持った集まりとも言えます(全員がそうだとは言いません)。
その観点からしますと、御句のように、「七五三で孫がきれいな振袖を着て騒いでいる。可愛いなぁ」という句は、おそらく明治の昔から星の数のごとく詠まれてきたのではと思われ、もはや新しさがないのです。
それが悪いわけではないのですが、読む人の心に残る一句にするには、そこに奥井さんならではのひと工夫があるといいのではと思います。
例えばですが、
・振袖を脱がさせぬ孫七五三
・振袖にトマトケチャップ七五三
・七五三初振袖はポケモン柄
「孫」は出さなければお気持ちが伝わらないというものでもないと思います。逆に、出さないほうがいい場合もあります。
点数: 1
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初めてのお化粧と振り袖姿を鏡で喜ぶ孫でした