「杪夏懐かしきかな立夏の蝉時雨」の批評
回答者 なお
すずnaさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。なんとなく、おっしゃりたいことはわかりますよ。
ただ、ちょっと厄介ですね。
まず、「思ったことを素直に書く」のはいいのですが、やはり俳句ですから五七五を意識しましょう。「サッカーは初めてなので手を使います」というわけにはいかないですよね。
次に、俳句は、いま目の前にあることを詠むのが基本です。もちろん思い出や回想を詠んでもいいのですが、その場合、五七五と同じに大切な「季語」の問題があります。
例えば、真夏に暑いので冬に雪だるまを作った思い出を詠むとかですと、「暑い夏彼と作った雪だるま」なんて、季節がいつだかよくわからなくなりますよね(笑)。
そこで御句を見てみましょう。
夏の終わりの秒夏(ごめんなさい、字が違う)に、立夏の頃の蝉時雨を懐かしく思い出しています。
気持ちはわかりますがこれはややこしい。
まずは今の光景を描いてみてください。そして適切な季語を選んで置けば、必ずや行く夏を惜しむ句ができるはずです。
卓鐘さんのコメントや提案句も参考になさってください。
点数: 1
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初投句です。
気付いたら夏ってすぐ過ぎてて、初夏の蝉の鳴き声が懐かしく感じるなって思って夏の終わりにかけた俳句作ってみました。思ったことを率直に書いたので五七五じゃないし「夏の終わりに、夏のはじまりのたくさんの蝉の鳴き声を懐かしむ」といったイメージの表現や言い回しがよく分からなかったのでもし良ければ教えて頂きたいです。