「二胡を聞き可愛いあの子思う夏」の批評
回答者 なお
優子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
少し厳しいコメントになるかもしれません。
御句、いいのですが、いつもお伝えしていますように、俳句は五七五で伝えたいことを伝えるものです。この道場はコメントが添えられるので勉強のためにはとてもいい環境ではありますが。
優子さんの俳句、初読では若者の恋の句かなと「可愛いあの子」とありますからね。それならそれで全然OK。でも「〜を聞いて〜を思う」という流れでなくても、俳句は読み手が想像してくれますよ。それに最後に「夏」と置く季語の使い方よりも、名詞を添えて季節を思い浮かべるようにするのもありかと。
・二胡流れあの子の浮かぶ夏の雲
大した提案ではないですが、まあ取り急ぎ。
次にコメントを拝読します。ああ、この二胡は、二十歳の女性が弾いているのですね。では「可愛いあの子」とはこの女性?
そう取るのが普通かなと思いながら、何やらコメントはお姉様への思いが綴られています。
もしも、お姉様への想いを伝えたいとお思いでしたら、「可愛いあの子」ですと、妹さんのことのようですので、他の言い方のほうがよろしいかと思いました。
原句を使わせていただき、
・二胡を聞き憧れの人思う夏
あとは「まぶしい」とか「素敵な」とかね。
それでも「姉さん」は出てこないかもですね。「姉」という言葉を入れてしまいましょうか?
点数: 1
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姉から貰った、二十歳(はたち)の女性が二胡を弾くCD。社長夫人として気強いところと、繊細な部分を両方持ち、人に優しく、努力家の姉。私からするとほぼ完璧な姉。私は姉が大好きで、姉と5歳半違う小学生の頃、グアムに行く準備している姉に私も行く!と言ったら、明日起こすからと言われ、喜んで寝て次の朝姉がもういなかったので、泣いたあの時。よく考えれば、パスポートも取っていないし、行けるわけがなかったのだ。アメリカにホームステイもしていたので、ハワイから姉を追って結婚してくれと訪ねてきたアメリカ人。姉は女性だけでなく、男性にもモテた、しかもいいトコの人ばかり。私は姉の妹で良かった。