「ひまわりや君待つ木陰に日はさして」の批評
回答者 卓鐘
はじめまして
中八ですね。あとひまわりと木陰の季重なりでは、ばらばらです。
ひまわりや君待つ間にも陽はさして
くらいでどうでしょう。
点数: 0
添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 有馬賢優 投稿日
回答者 卓鐘
はじめまして
中八ですね。あとひまわりと木陰の季重なりでは、ばらばらです。
ひまわりや君待つ間にも陽はさして
くらいでどうでしょう。
点数: 0
添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 なお
有馬賢優さん、こんにちは。初めまして。
私は、添えられたコメントの、「会ってからも楽しいが、その人を思いながら待っている時間もいいものだ」というお気持ち、とても共感します。
ですから私は、大切な待ち合わせは、遅れてはいけないからということより、待つことを楽しむために早めに行きます(笑)。
さて御句拝読しました。コメントは共感するのですが、俳句は少しお伝えすることがあります。
一つは盛り込みすぎということで、先程のように、「会ってからはもちろん楽しいが、待つ時間もあれこれ想像して趣きがある」という気持ちをたった十七音に入れる難しさ。
ましてそこに、「ひまわりのような君」「木陰の涼しさ」などを盛り込むとなると結構大変です。
次に、ちょっとチグハグな点。一般的に、ひまわりはさんさんと照る日を浴びてすっくと立っています。あまり木陰は似合いません。
また、木陰に日がさすとおっしゃっていますが、日がささなくて涼しいのが木陰の良さです。
もちろん、「君」が来たので木陰にも日がさしたようだ、という意味かと思いますけどね。
さらに申し上げると、俳句は季語といって、季節を表す言葉を一つ入れます。御句では、「ひまわり」で明るさ、「木陰(緑陰)」でちょっと暗い涼しさと、かなり高度なマッチングになっています。
お気持ちはわかりますが、もう少し焦点を絞ってみたほうがいいと思いますよ。
例えば、「今日は明るいひまわりのような君と待ち合わせだ!」
とか、
「今日は彼女と待ち合わせだが、暑いので涼しい木陰で待っていよう」とか。
参考になればうれしいです。
点数: 3
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
向日葵が立つ木陰で夏に「君」と待ち合わせをしているという俳句です。
もちろん会った後もいいだろうけど、その人を思いながら待っている時
間もまた、趣を感じるのではないでしょうか。ひまわりのような君と日
を掛けています。よかったらコメントください。