「白桃や育てし友の愛の色」の批評
回答者 感じ
こんにちは😃お世話になります。
さて、御句。
コメント読まず、
上五をや、で強く切ってます。
それで
「育てし友」→「友」は何を育てたのか分からず。
「愛」→誰の誰に対する愛なのか、分からず。
「愛の色」→詩的表現だと思いますが、「具体性」を欠き、何をさしているか分からず。
以上が、率直な感想です。
ここで、文法的なことを。文法警察にはなりたくないのですが^_^。
「し」です。
原則、「し」は「過去」です。
文法上、意味は「友」が「育てる」という行為をしたのは、もう「終わっている」つまり、過去です。
したがって「友」の存在自体が、過去であり、「作者の今において」友が存在しているかは確証はできません。
しかし、江戸時代から、俳諧師は、字数などの関係から、「過去」の「し」を「完了」や「存続」の意味で使いはじめ、その用法が今でも続いているそうです。
それで、「し」ですが、完了、存在の「たり、ぬ、り、、」が使えるなら、そっちを優先し、ダメなら
「し」を完了、存在の意味で使うと、俳人の先生は書いていました。
私もこの考えに賛成です。
それで、御句ですが
や切り、を止めて、「は」を使ってはどうかと。
そうすれば、「し」を使わず、口語句でいけると。
・白桃は育てた友の愛の色
それはさておき、もう少し、現在の景っぽくすれば
・箱開けば友の白桃芳しき
芳しい=かぐわしい
よろしくお願いします。
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長年の友人は果樹園で桃を作ってます。おかげで毎年美味しく頂いたり、贈って喜ばれたりしてます。
選定、受粉、消毒、摘果、袋掛けと作業は大変です。
届いた箱を開けた時の香りと優しい色合いは何とも言えません。
その気持ちを詠みたいのですが、上手くいきません。どうぞお力添え下さいますように。