「夕凪につばめ飛びやむ静けさや」の批評
回答者 負乗
奈々 雰様、初めまして、こんばんは🙂
景としては、とても好きな句ですね。
しかし、この句の難は、「夕凪」「飛びやむ」「静けさ」…と同じトーンが三つも続くことですかね。「夕凪」ならば、"静か"なのは当たり前です。「静けさや」の措辞は全く冗長で、要らないと思いました。
季語二つ「夕凪」(夏)、「燕」(春)も難ですかね…しかし、これは作者が実景を素直に詠んだのですから、気にしなくても良いと私は思います。「夕凪」の"静"と「燕」の"動"の対照を狙ったのですかね…
下五の「静けさや」を外して、さあ何にするか…
私は地名を入れたくなりました。
燕が、多そうなので(実際は、知りません😅)、
「夕凪につばめ飛びやむ石廊崎」
とか…
「夕凪や」と切りたくもなって、
「夕凪やつばめ飛びやむ石廊崎」
しかし、「や」「やむ」で、何か語呂が悪い…
「夕凪や燕も休む石廊崎」
…(しかし、「も」はどうかな…)
うむ…
御句を元に、いろいろ、考えさせて貰いました😉 ありがとうございます。
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