俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

甕底に孑孑除けの銅貨五枚

作者 春野ぷりん  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お世話になっております。
この季節になると
庭の水甕に孑孑(ぼうふら)が湧かないよう、十円玉を入れておく習慣があります。銅イオンに効果があるようですが、効いているのかなʕ´•ᴥ•`ʔ
よろしくお願いします😊

最新の添削

「甕底に孑孑除けの銅貨五枚」の批評

回答者 イサク

こんばんは。

おー、この句はかなり工夫されてますね。
わざわざ「銅貨」「五枚」にしたところとか。

細かいところがありまして、
◆上五の助詞は「に」じゃない方が良いかも・・ちょっと散文的な「に」に感じます。
◆「孑孑除けの銅貨」これは明らかに説明です。
説明自体はあってもいいのですが、受け手が「説明された」と思ってしまうと少し詩が離れる気がします。
◆試みとしては面白いのですが、季語「孑孑」が句の中にいないので、この句の季節はいつ?という疑問も残ったまま終わります。
 たとえば孑孑除けで夏に入れられた10円玉が、冬まで残された姿を詠んだ、と受け取っても詩はありそうなので、余計に季節が微妙になって・・
・孑孑除け銅貨が冬の池の底

・孑孑除け銅貨を夏の水甕へ

まだちょっと説明臭いですね。いない孑孑を十七音で描写しきれないので、主役を「甕」にした方がしっくり来ます。

・夏の庭十円沈む水の甕

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

涼やかな風に驚き秋間近

作者名 岸本義仁 回答数 : 2

投稿日時:

浅春や仏間に日射し足捌

作者名 藤井茂 回答数 : 1

投稿日時:

俳諧に明け暮れたるや去ぬる年

作者名 佐渡 回答数 : 10

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『甕底に孑孑除けの銅貨五枚』 作者: 春野ぷりん
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ