「蝶に問う君なら訪いを果たせるか」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
まず「季語を使う」「十七音の短詩である」という俳句の特性が前提にあります。
「描写」「一瞬」「風景」などは、「そうすると俳句に詩を出しやすい」という先人たちの経験則からくる理論・技法です。
また、個人的な経験では「心情だけを詠んだ句」はひとりよがりになりやすいので、イバラの道だとは感じています。
物語的に詠まれた名句も多数あると思いますが、
季語を使う必要はあるか?
五七五の必要はあるか?
そもそも俳句である必要は?
などの自問自答は必要であると思います。
(「必要なし」と判断したら、無季・自由律・短歌・詩・川柳など別ジャンルになりますね)
コメントの、目指されている「対象喪失句」「物語句」がわかりにくいので、ここではこれ以上コメントしにくいです。
「対象喪失句」「物語句」で目指す句が複数あるならば、その句を紹介していただければ何かコメントできるかもしれません。
もし、前例のない俳句を目指しているならば、誰かがアドバイスできるものではないような・・?
点数: 2
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
俳句はワンショット・目の前の情景をスパっと切り取れ、というご指摘を複数の方からいただき、なるほどそういうものかと勉強になると同時に、自分は「対象喪失句」「物語句」とでも言うべきものにこだわりたい気持ちがあります。何か参考になる先人をご教示いただけると幸いですが、いやいや俳句はそういうものではありません、というご意見も甘んじて受けます。