俳句添削道場(投句と批評)

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春の月鎌おくやうに黄変す

作者 エイジちゃん  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

西の空の三日月を詠みました。
宜しくお願いいたします。

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「春の月鎌おくやうに黄変す」の批評

回答者 感じ

こんばんは🌆
御句、一物仕立てですね。
まず、「鎌おくように」→色としては「銀」、形としては、まさに「三日月形」、触覚的には「鋭さ、鋭利」
これは、よい措辞と思います。
一方、「黄変す」=黄色に変わる
上から、「色」を意識して読むと、月=黄色→鎌=銀→黄変=黄色
ここは、色を捨てて、形と触覚に集中するのがよいと思いました。
そこで、鎌の鋭さを表す、言葉を探しました。
「石切の太刀」=石切丸
という表現を見つけました。
さらに、一物仕立ての場合は、私的に、下に置くのがよいと思ってます。
・石切の鎌おくように春の月
「色」は捨て、鎌の「形」と、付随する「鋭さ」に焦点当てました。
よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「春の月鎌おくやうに黄変す」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

問題は、詠む人が下五の黄変をどう解釈するかですぬ。「黄変」は俗に黄ばむと「劣化」に近い意味に取られでしまう恐れもあります。
句意が鎌の形がくっきり見えるように輪郭がはっきりしてきたということであれば、
「光出し」あるいは「鮮明に」はどうでしょうか。ちょっとべたかもしれませんが。

”春の月鎌置くように光出し
”春の月鎌置くように鮮明に

よろしく。

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添削対象の句『春の月鎌おくやうに黄変す』 作者: エイジちゃん
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