「春めくや紫煙くゆらせ庭いじる」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
◆季語以外のところで「紫煙くゆらせる」「庭いじる」とふたつの動作・映像に分かれており、季語も「春めく」という動詞を含む季語を選んでおります。
三段切れではないですが、句の内容が三つに散漫に分かれている感じがします。
◆「春めく」から「庭いじる」という、季語を理由とした因果関係が気になります。
◆「紫煙くゆらせ」という言い回しがちょっと・・なところは、岩元様と同じような意見です。しかも季節「春」と関連する主となる映像は「庭いじり」の方なのでは?
「タバコ」と「庭いじり」それぞれを主役にした「春」の句、が作れそうですね。
「庭いじり」はもう少し具体性を出してもいいかもしれません。
実景がわかりませんので適当に想像しますが、水谷様ならではの実景に置き換えてください。
・植え替えの苗のポットへ春の雨
・鳥帰る無風の空へ紫煙伸ぶ
点数: 2
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
そろそろ花の植え変えの準備と 永らく換気扇の下での喫煙に解放されて。