「驚くや昼餉合図の干し蒲団」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
ちょっとわかりませんでした。
コメントの「太鼓がわりに」というをのを見て、「叩いたのかな?」と思いはしますが、
◆お昼ご飯の合図として、なぜわざわざ庭あるいはベランダに出て布団を叩くのかという想像が追い付きません。
◆俳句なので上五「驚くや」の主格は作者自身(ずいぶん客観的すぎますが)でいいと思うのですが、「お昼ご飯の合図があったことに驚いた」のでしょうか?つまり、お昼になっても時間がわからないくらい何かに夢中になっていた、ということでしょうか?
◆「布団を叩いた音に驚いた」ならば、句の展開が不思議なのです。「布団を叩いた」ことが想像できないのもありますし、「叩いた音」よりも「昼餉の合図」が優先されて句に出てくるので。
◆根本的なところでは、「干してある布団を叩くことがお昼ご飯の合図だよ」という説明を俳句でしようとしている句なので、説明に気をとられて文字数を使ってしまっていることも問題です。
まあとにかく、受け手にちょっと不親切な句かな、と思いました。
提案句を作ろうとしましたが、説明にしかならなかったのでやめておきます。
点数: 1
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ふとんが太鼓がわりに