「咳ひとつ母の背擦る月明り」の批評
回答者 感じ
こんばんは。
さて、御句。
切れ字のことはさておき。
まず、「咳」=冬の季語 「月明り」=秋の季語
とまず押さえてください。つまり、二つの季語を使っている季重なりとなります。「一応、今この段階ではです」
(以下に言いますことは、私も初心者故、非常に難しい)
で、歳時記よりますと、
「咳」=寒さ、風邪などによる、、とあります。
つまり、冬の季語として使う「咳」は、病気によるとしても、冬にかかる病気による「咳」です。だから、風邪など、とっているのです。
つまり、逆を言えば、昔流行った、今も?「結核」など、による一年中の「咳」は、冬の季語とはなりません。
したがって、御句における「咳」がどちらかの「咳」かは私にはわかりません。
私も含めて、初心者のうちは、季重なりは避けた方ががいいと思います。難しいので。
ネットで、「咳をしても一人」(一人の表記わすれました)尾崎放哉?
を色々調べてください。
よろしくお願いします。
点数: 1
添削のお礼として、感じさんの俳句の感想を書いてください >>
父が亡くなって3ヶ月、一人寝の母背中を擦る月明りの柔らかい優しさを詠みたかったのですが、切れ字が入れられなくて。
ご指導宜しくお願い致します。