「鳥渡る水平線を夜光雲」の批評
回答者 塩豆
始めましてです!塩豆と申します。
夜光雲という天体現象があるのですね。初めて知りました。季語が過不足一つ入っていますし表現や文法上のミスもなさそうです。そしてキレイな場景も確かに伝わります。これだけでも良い俳句
と私は言いたいです。
しかし、ここまでクリアした他の様々な俳句と比べてしまうのであれば、この俳句は埋もれてしまうと思います。さらにもっともっと良い俳句にするには色々方法はありますが、取り合わせる対象物の絶妙な距離感をはかることに一つあると思います。「鳥渡る」と「夜光雲」では距離感が少し近い気がします。
言い忘れていましたが、上五を「渡り鳥」ではなく「鳥渡る」にしたのは大正解ですね。「五文字名詞+中七+五文字名詞」の要注意タイプの形を上手く避けています。
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夜光雲(やこううん)と読みます。
鳥が渡った水平線の先の夜光雲を呼んだ一句です。