「人並ぶ一並びの日の残り福」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。あくまで私の感想です。他の方の意見も聞いてくださいね。
人が並ぶと一並びの語感のおもしろさを狙った句なのだと思います。
一方で、残り福は必ず1月11日の行われていますし、毎年人がいっぱいなので、言葉の妙以外の部分としては、季語に含まれている光景の説明のようにも感じてしまいます。十日えびすでなく「残り」という言葉にこの季語の本意があると思うので、その辺りも考慮したいです。たとえば残り戎に人が並ぶ句で言うと、残りものには福がある、今からでもすがりたい、、と思う人の心情。
残り福とて駈け込みし人等あり/稲畑汀子
中七の1/11であることの説明を何か光景のあるものにする方が俳句としては佳いようなイメージです。
川柳的な言葉遊びとしては、発見だったように思います!人並びと一並び。
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1月11日の残り戎に人が並んでいる様子です。
中八が字余りです。
「一並ぶ日の」は一並びにしたかった。
「一並びの日」は三段切れ
ということで、字余りになりました。