俳句添削道場(投句と批評)

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ふりいでし雨に濡れそぼる花野道

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

花野の中を歩いていると雨が降り出した。花も濡れて自分の濡れた。

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「ふりいでし雨に濡れそぼる花野道」の批評

回答者 イサク

おはようございます。

風景はわかりました。

「降り出した」⇒「雨」、「雨に」⇒「濡れる」という想像できるところを説明している点がそれぞれ気になるのですが、うーん。
少なくとも「降り出した」という過去完了と「濡れている」という現在の共存は避けたい気がします。「もう濡れてしまっている」ならば雨は「降っている」ですね。
逆に「雨が降り出した」をメインにしたいならば「濡れてしまっている」ではなく「濡れてしまう」「濡れた」ですよね。

それぞれの言葉の重さを意識してみたい気がします。季語「花野道」以外の主役は「雨」か「濡れた」のどちらでしょうか?

提案句は上が「濡れた」下が「降り出した雨」に重きをおいてみます。両方とも切れ字が入って基本形になりました。

・降る雨に濡れそぼちけり花野道
・降り出でし雨に濡るるや花野道

ところで「そぼつ(濡つ)」ですね。「る」は誤用・・と思いましたが「濡れしょぼる」の派生的に辞書に載ってるケースがありますね・・・誤用も定着すれば日本語なので、この点は国語学者様にお任せします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削対象の句『ふりいでし雨に濡れそぼる花野道』 作者: 佐渡
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