俳句添削道場(投句と批評)

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遠くを想い決意残暑に山登る

作者 ホリカワタカシ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

遠くアルプスの山々を想像しながら、日々残暑厳しい最中、地元の低山で練習を重ねる

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「遠くを想い決意残暑に山登る」の批評

回答者 なおじい

ホリカワタカシさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
まずお作法として、直前の投句を読み替えたのであれば、コメント欄にそのように書くことが望まれます。
そうでないと、この道場は投句に添削するためのサイトですから、メンバーは、どちらにコメントしたらいいのかわからなくなりますから。

今回は、後の方の、この「遠くを想い」のほうが添削対象ですね?

実は私は前句の「憧れの」のほうにコメントをしていて、もう少しというところで夕飯になり(笑)、中断しました。

再開しようとしたら、新たな投句があり、すでに海郷さんがコメントなさっています。
海郷さんのコメントなら安心、もう何も言うことはないのですが、せっかくですから一言だけ置かせていただきます。

前句も本句も、そのままでは、憧れの山に今登っているように読めます。しかし句意は、憧れの山に登れるように、他の低山で練習しているということですよね。
その辺をはっきりさせないと、誤読されて終わってしまいます。
海郷さんのアドバイスをご参考になさってください。

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★★★★★

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「遠くを想い決意残暑に山登る」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

ホリカワタカシさんはじめまして。
土谷海郷(つちやみさと)と申します。
よろしくお願いします。

御句ですが、「残暑」と「山登る」の季重なりです。
実は「登山」というのは夏の季語なんですよ。
また、「遠くを想い決意」というフレーズの意味がまったくわかりません。
コメントを見た感じ、いつかアルプス登頂を果たすために登山の練習をしているということですかね。
俳句というのは本来、句の説明はなく、十七音の中に書かれている内容がすべてなので、はっきりとわかりやすく書いた方がいいです。

季重なりの対処法ですが、どちらかの季語を外すのが一番ですが、季重なりを成功させるにはどちらかの季語を目立たせなくする方法と、季語同士をくっつける方法があります。
「残暑の登山」とすれば「秋に登山してます」という風になるので、「登山」が夏の季語としての力を持たなくなります。
なので指摘はしましたが、原句の形でもよろしいかと思います。

・残暑の登山アルプス登頂果たさんと
上五に字余りで「残暑の登山」と置いて、登山の目的を明確にしました。

・遠きアルプスよ残暑に山登る
原句を活かした添削です。遠きアルプスを「よ」という呼びかけの助詞で詠嘆して、句またがりの型で十七音におさめました。

次回も楽しみにしてます。
これからも俳句作りがんばってください。

点数: 1

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