「はらはらとしたたる夏の夜の部屋の」の批評
回答者 森本可南
こんにちは。鷹司です。よろしくお願い致します。
したたる夏で、汗を想像しました。雨だったんですね。また、はらはらとで、涙が、したたるのか?とも。
オノマトペの使い方を研究されては、いかが?
点数: 0
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作者 サーモン 投稿日
回答者 森本可南
こんにちは。鷹司です。よろしくお願い致します。
したたる夏で、汗を想像しました。雨だったんですね。また、はらはらとで、涙が、したたるのか?とも。
オノマトペの使い方を研究されては、いかが?
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回答者 なお
サーモンさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
初読では何がおっしゃりたいのかわかりませんでした。
一番の原因/理由は、何がしたたっているのかわからないからです。一般に滴るのは水で、屋外なら雨でしょうけど、この句ではわざわざ「部屋の」とおっしゃっていますね。これで困りました。雨漏りではなさそうですし。
そこでコメントを拝読。わかりました。
それではコメントに沿った形にしてみましょう。
・寝床にて雨の気配のはらはらと
これが添削とか、見本とか、そういうことではないですよ。私ならこうするかな、こんなのもありますよ、その程度です。
ですが、作者は部屋の中で寝ている、外では雨の音がはらはらとしている、そんな感じを詠んでみました。
またお立ち寄りください。
点数: 1
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回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。
初心者様でしょうか?
この句は何も説明を受けずに読むと、なにが「したたっている」のかよくわからない句です。
後半に「夏の夜の部屋の」と説明していますので、部屋の中で「したたる」ものを想像します。自分がお茶でもこぼしたのか、アパートの上の階から水漏れでもしたのか・・・
説明をよんだら「雨」のことだったのですね。これはわかりづらいと思いました。
雨は「部屋の外」のことなので、「部屋の中にしたたっている」ような誤解を招く書き方は避けないといけないと思います。
あとダメ押しすると、「したたる」は夏の季語として存在します。ので、この言い方はそもそも避けた方がいいと思います。
まずは原型をとどめたまま、わかるようにするならば、
・はらはらと雨音夏の夜の部屋に
これで意味はわかるようになりましたが「はらはら」と「雨音」が両方あるのが説明くさいですね。
また、「部屋」という説明が本当にこの句に要るのかどうか?という点も考えました。
・はらはらと雨降る窓や夏の夜
これで「部屋」と言わずに「窓」の風景も出て、室内ということもわかります。
まだ何かできそうですが、私からは一旦ここまでで。
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
夜に窓を開けて部屋で寝ていたら、はらはら、と雨の音が聞こえてきて、起き上がって窓を見なくても「雨だ」と感じることができた。そのまま雨の降る音を嗜み、癒された夜を過ごした句になります。