「炎天や救急車の音止まりたり」の批評
回答者 なお
しお胡椒さん、こんにちは。
御句拝読しました。結構レアなご体験なさいましたね。
確かに救急車が、近づいてきて、サイレンが止まると、えっ、どこ?と思いますよね。「なんだか我が家の近くで何かあったみたいだぞ」「なんだろう、病人かな。まさか事件?」というような、言い知れぬ、まだ見ぬ恐怖みたいな感じ、上手くお詠みですね。
わかるのですが、それは私がコメントを読んでいるからかもしれません。
私は初読では、この救急車の音が止まったのは、家の近くに来たからだとは思えませんでした。
コメントを拝読して、ああ、そういうことか、と思った次第です。
納得した今でも、でもこれって、病院とかに到着して役目が終わったからサイレン止めたとも読めるよね、などと考えています。
そこで提案ですが、
・炎天に救急車の音近づけり
などいかがでしょう。まだ止まっておらず鳴り続けていて、しかもそれがだんだん大きくなってくる。その胸騒ぎを詠んでみたのですが、いかがでしょう?
点数: 1
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だんだん近付いてきた救急車が近くでピタリと止まり私は炎天下のなか飛び出しました。
草引きをして目眩したとか。