「頬撫でる夏の夜の涼しさよ」の批評
回答者 たーとるQ
つむさん初めまして!
たーとるQと申します。
この句は良いところもそうじゃないところもありまして、初めての方らしいといったところでしょうか。
良いところは清々しいところ。「涼しき」「頬を撫でる」といった風を読み手に存分に感じられる描写がいいです。
そして「字足らず」と「季重なり」というテクニック上の問題があります。
なおじいさんも仰ってますが、俳句は五・七・五の17音が基本でありそれ未満になる「字足らず」、それも中七を削るのはかなり難しいのです。
さらに、「夏の夜」が季語ですが実は「涼し(さ)」も夏の季語。これまた「季重なり」といって高度な技術となります。
この2つは始めたてのうちは封印するのがよろしいかと。
ということでたーとるQは「涼し」を残して添削してみます。「夏の夜の」の五音が削られたことで、句にオリジナリティを加えられるようにもなります。
例えば、つむさんがどこで涼しい風を感じたのか?場所を書いてみると読み手はさらに光景が浮かんできます。例えば関東の方なら
・東京の涼しき風が頬を撫づ
・江戸川の涼しき風が頬を撫づ
こんな感じでしょうか。
是非またつむさんの体験を投稿してみてください!
点数: 0
添削のお礼として、たーとるQさんの俳句の感想を書いてください >>
突発的に初めて俳句を詠んだので、これが良いものかそうじゃないのかも分からないので、意見を聞きたく投稿致しました。