「沖縄忌名前の白く埋もれる」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。沖縄忌ですね。とにかく、戦争忌日が難しくて、俳句ポストも夏の海から原爆忌、向き合っていこうと思うのですが、難しい季語。
さて、名前、もしかしたら碑のようなものかなと思いましたが、合っていそうですね。少しヒントがほしいのはイサクさんと同じです。
礎の名白く埋もる沖縄忌
ただこうすると季語と近くなってしまうので、そこは想像してよ、という意図もわかるのです。
点数: 1
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6/23は、記念日の不作(季語でない日本の記念日がWikipediaに見当たらず)で、「慰霊の日」(沖縄忌)。
次々回の俳句ポストの兼題「原爆忌」よりも更に、私には縁遠く(沖縄は一度も行ったことのない土地…)なので、感覚に乏しい季語。ニュースで目にする「平和の礎」から作句してみました。24万余の氏名(ただ、すべてが沖縄戦の犠牲者というわけではないらしい)が、白く画一的な明朝体で刻まれ、整然と並んでいる。
(母方の祖母一人を除いて)祖父母より上の世代の顔・名前をよく知らない私などは、もう少し世代が進むとこの碑(に刻まれた名前)の扱いはどうなるのだろう、というところが気になったりする。
当初は「墓碑銘」という言葉で考えていたが、あれは「墓」ではないなあ…、と言葉を変えたら、イメージが伝わらなくなっているかも知れず。
※ギュッと四国、次のお題は「芋煮会」!? それは東北の行事だろう? ここはひとつ、しれっと「いもたき」で投句してみようか。歳時記に載ってないけど…。