「梅雨晴や母の額に汗少し」の批評
回答者 たーとるQ
とわさん、こんばんは!またコメント失礼いたします。
こちらの句は前回に比べて非常によろしくなっておりますね。基本型を会得するのは良いことです(と、型を崩してばかりのたーとるQ)
やはり問題点はお二方の仰る通り、「梅雨晴」と「汗」の季重なり。上五切れ字「や」がある分、汗はそれほど主張してないのでささやかなミスって感じです。
そして、「母」に対する確かな情報が欠けており、映像として浮かびにくいことでしょう。ここはコメントにある通り「洗濯物を干している」ことを加えるべきです。
・梅雨晴や敷布団干す母の額
季語「梅雨晴」があれば、自ずとその「母の額」は汗が浮かんでいるだろうと思わせられる。こうした考えで季重なりを防いでみてくださいね。
点数: 1
添削のお礼として、たーとるQさんの俳句の感想を書いてください >>
前作の反省から、有季定型にしました。
布団や洗濯物を干す母の姿を思い浮かべながら作りました。
それにしても、最近の暑さには参ります…
添削のほどよろしくお願いします。