俳句添削道場(投句と批評)

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夕立や遠山けぶり薄き影

作者 さつき  投稿日

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「夕立や遠山けぶり薄き影」の批評

回答者 なおじい

さつきさん、こんにちは。
御句拝読しました。「遠山けぶり」と「薄き影」は原因と結果ですが、基本的に同じことを言っていますね。
私は、遠くの静かな山が霞んでいることと、近景を対比してみました。

・夕立や遠山けぶり跳ねる犬

下五は「犬跳ねる」と迷いましたが、いずれにしても近景と遠景を並べて光景に奥行きを出したいと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「夕立や遠山けぶり薄き影」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

下五「薄き影」が「けぶっているから影が薄い」では、二重の説明になってしまっていると思います。
季語「夕立ち」で、それで風景がけぶるのは当たり前なので、説明の多い俳句になってしまっている感じはあります。
どうしても「けぶる風景」を出したいのであれば、「薄き影」よりもさらに具体的な写生・描写に持っていって、受け手の脳内に映像を見せる工夫が欲しいです。

・夕立にけぶる十勝岳連峰

点数: 1

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添削対象の句『夕立や遠山けぶり薄き影』 作者: さつき
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