「一人旅逢わずに帰る罌粟の花」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
初心者さんでしょうか?
五七五と季語ひとつ、というのはできています。
◆「一人旅/逢わずに帰る/罌粟の花」と意味も読みもみっつに切れる「三段切れ」という形で、意味が切れるために詩が出にくく、リズムもあまりよくない、という形です。
この句の場合は、「一人旅」という説明、「逢わずに帰る」という説明を両方ともひとつの句の中に入れてしまったことが原因だと思います。この句は「罌粟の花」に慰めてもらったという意図がありますので「逢わずに帰る」が優先で、一人旅かどうかはあまり意味がないですね。たんなる説明になっています。
なので「一人旅」という説明をやめて、その五音を「逢わずに帰る」をもう少しわかりやすくするように使うのが、三段切れを回避するポイントかと思います。
・旧友に逢わずに帰り罌粟の花
・旧友に声掛けざるや罌粟の花
・あきらめるという選択罌粟の花
点数: 2
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昔の友達に逢えればと思って一人旅で出掛けたがやっぱり逢わない方がいいと思って帰り罌粟の花に目がとまり慰めて貰った