俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

春愁よ歩む一人の帰り道

作者 鰐渕颯  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

添削宜しくお願いします!

最新の添削

「春愁よ歩む一人の帰り道」の批評

回答者 なお

鰐渕颯さん、こんにちは。御句拝読しました。
色々と悩み、迷う年頃ですね。まして春は、なんとなく心が浮き立ちます。想像と現実との境目が曖昧になったりして、落ち着かなくなります。そんな気分を詠んだ句とお見受けしました。

それはわかるのですが、そうでない人もいますので、そういう人にもその気持ちをつたえる、わかってもらうためには、ある程度具体的なことも言わないとならないかもしれません。
それと、あと気になりましたことを何点か。
「春愁よ」と始めていますが、これだと、春愁に呼びかけているみたいです。呼びかけてもいいのですが、それならそのような中七下五にしないと。今はなっていません。ここは「春愁や」がいいでしょう。
次に「歩む」。歩みはその人の成長や進歩、軌跡等を表す時に使いますので、「歩く」でいいのでは?
あと、グループでいて思い悩む人はそうはいないですから「一人」も不要だと。
これらを整理して、何か具体的な景色を入れてみましょう。

・春愁や雨の降り出す帰り道
・春愁や零時を過ぎた帰り道
・春愁や何かが匂う帰り道

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「春愁よ歩む一人の帰り道」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

何を俳句にしたらいいか、迷い始めてます?
具体的なモノや風景がなにも出て来ておらず、なんとなく雰囲気で作ったように見えるのです。

細かいところでは「なぜ実体のない春愁に呼びかけるような上五?」「憂いながら帰るのならたぶん一人ですし、帰り道なら歩いていると思います。憂いながら運転は危ないので」とかあるのですが、
もっと大事なところで「この句は何を想像すればいいのかな?」というところが難しいです。
「春愁」という季語にも「帰り道」という単語にもあまり映像がなく、「歩む」「一人の」でもそれを補えていないのです。

「一人の帰り道」で寂しそうな雰囲気を出して「春愁」をやめて映像のある季語にするか、「春愁」はそのままで「帰り道」をもっと具体化するか、どちらかがいいと思います。

・帰り道一人春夕焼の中
・春愁や歩行者信号点滅中

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

狭き書斎浸れば紙魚になりにけり

作者名 鳥越暁 回答数 : 7

投稿日時:

片隅に色を添へたる落椿

作者名 文室七星 回答数 : 3

投稿日時:

春愁や書架の分厚き古書の列

作者名 ケント 回答数 : 4

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『春愁よ歩む一人の帰り道』 作者: 鰐渕颯
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ