「春愁よ歩む一人の帰り道」の批評
回答者 なお
鰐渕颯さん、こんにちは。御句拝読しました。
色々と悩み、迷う年頃ですね。まして春は、なんとなく心が浮き立ちます。想像と現実との境目が曖昧になったりして、落ち着かなくなります。そんな気分を詠んだ句とお見受けしました。
それはわかるのですが、そうでない人もいますので、そういう人にもその気持ちをつたえる、わかってもらうためには、ある程度具体的なことも言わないとならないかもしれません。
それと、あと気になりましたことを何点か。
「春愁よ」と始めていますが、これだと、春愁に呼びかけているみたいです。呼びかけてもいいのですが、それならそのような中七下五にしないと。今はなっていません。ここは「春愁や」がいいでしょう。
次に「歩む」。歩みはその人の成長や進歩、軌跡等を表す時に使いますので、「歩く」でいいのでは?
あと、グループでいて思い悩む人はそうはいないですから「一人」も不要だと。
これらを整理して、何か具体的な景色を入れてみましょう。
・春愁や雨の降り出す帰り道
・春愁や零時を過ぎた帰り道
・春愁や何かが匂う帰り道
点数: 1
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