俳句添削道場(投句と批評)

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雲の峰満つる汐待つ汐溜り

作者 さつき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

汐溜りに残されてしまった小魚がいます
きっと次の満潮を待っているのでしょう

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「雲の峰満つる汐待つ汐溜り」の批評

回答者 なおじい

さつきさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい感じの句ですねー。情景が鮮やかにうかび、さわやかな気分です。

道場ですので感想を申し上げます。
まず、「雲の峰」ですが、もう夏の季語なのですね?待ちに待った夏が来ます!
しかし私は、雲の峰はかなり視点が上を向いているのに対して、潮溜まりは足下の観察なので、その辺がどうなのかなと思いました。私は未だかつて「取り合わせ」というものがよくわかっていませんので、御句がそういうことであれば問題ありません。

次に「汐」という字ですが、一般には「潮」を使うと思いますが、なぜ汐に?
以前、横綱の朝潮が朝汐と改名したことについて、どなたかが「朝潮は(朝日のように)昇るからいいが、朝汐では沈んで行くのでゲンが良くない」みたいなことをおっしゃっていました。
もちろん御句は相撲とは何の関係もありませんが、午後から夕方の光景と意識なさいましたか?

私の提案句ですが、季語をまだ晩春のものを置かせていただき、汐を昇り調子の「潮」にしたり。ちょっといじらせていただきました。

・春暑し満つる時待つ潮溜まり

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「雲の峰満つる汐待つ汐溜り」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。「満つる汐」が少しまどろっこしくて「滿汐」でよかったのか。「待つ」は誰の動詞なのかで少し悩み、普通に読むと詠み手だったのですが、潮だまりがまっているということなのかな、潮だまり(にいる生物)が待つということとして。
また、山本山になっているので、雲の峰が滿汐を待つ、という風にも読めます。
汐は潮より夕方という感じがするのですが、雲の峰はお昼な感じもしたりして。このあたりが気になったところです。いつもレベルが高いので、細かいコメントです(^^♪

満ち潮を待つ潮溜り雲の峰

語順でいろいろ解消してみましたが、まだ、だれが待っているのかは不明のままの提案です。

点数: 1

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添削対象の句『雲の峰満つる汐待つ汐溜り』 作者: さつき
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