俳句添削道場(投句と批評)

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冴返る壊されてなお軒蜂巣

作者 弓削素直男  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

蜂が軒下に巣作りをするが、そのたびに人間に壊される。しかし一匹の蜂はめげることなく、巣作りに励む。自分を蜂に見立て投影した感慨を詠う。

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「冴返る壊されてなお軒蜂巣」の批評

回答者 なお

弓削素直男さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。句意はわかります。燕の巣ならまだしも、軒下に蜂の巣を作られたら困りますよ。だから壊す。でもそれは、蜂さんにとっては、せっかく積み上げできたものを破壊されるわけですからかなわないですよね。
なんとも言えない状況ですね。

さて御句、季重なりはイサクさんのおっしゃっている通りです。おそらく、ご自分の感情が入り寒い気持ちになってしまったために、冴え返るから入ってしまったのではと思います。
また、下五の窮屈さはいただけないですね。

とにかく描写しましょう。

・蜂の巣やいつの間にまた軒下に

ご自分を蜂に見立てるのであれば、

・やられたらやり直すだけ蜂だもの

いやこれは賛同いただけるか不安がありますので、

・壊されてまた立て直す東北蜂
・壊れても造り直すぞ蜂の巣を

提案句を考えているうちに思いが募ってきましたので、勝手に東北の蜂にしてしまいました。すみません。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「冴返る壊されてなお軒蜂巣」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
初心者様ですかね?

「冴返る」「蜂の巣」が季語ですので、季重なりの状態です。
下五が「軒蜂巣」と非常に窮屈に置かれています。「軒の蜂の巣」ですよね?

この句では「冴返る」はあまり意味的に必要なさそう(寒いかどうかは関係ない)なので、それを外して「蜂の巣」をもっと丁寧に描いた方がよいと思います。

蜂の目線であれば、下のような感じでしょうか。

・壊されてなほ軒下に蜂の巣を

次の句をお待ちします。

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添削対象の句『冴返る壊されてなお軒蜂巣』 作者: 弓削素直男
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