「道草や育て潤す春の雨」の批評
回答者 なお
鰐渕颯さん、こんにちは。
颯さんはぐちゃぐちゃになっていませんよ。爽やか系ですよ。
もっとも、当人の気持ちと周りの受け取り方は違うことが多いですからなんとも言えませんけど。
いずれにしても、ポジティブ思考は大切ですね。
さて御句拝読しました。
この「道草」は、道端に生えている本当の草ですか?というのは、この字面だと、真っ直ぐ行けばいいのに寄り道することを想像するのですよ。道草を食う、と言いますけどね。
それを一旦置いておいて、道端の草とします。そうしますと、それを「や」で切ってしまうと中七以降へのつながりが悪くなります。ここは、「道草を」とつなげたいです。
「道草を育て潤す春の雨」。ポジティブな俳句が出来ました。
しかしここで問題が。なんだか面白くないですね。当たり前で、素直ですが、人によっては「それがどうしたの?」とか言われそうです。
というのは、もともと春の雨は植物を育て潤すために降るものだからで、季語としてもそうした意味を持っているからです。もう、あえて言わなくてもわかるのです。
ポジティブには次のようなのはいかがでしょう。
・踏まれても道端の草春の雨
・春雨や草踏まれても踏まれても
・道端の草のごと立つ春の雨
・そこかしこ道草どこも春の雨
ポジティブに行きましょう!(自分にも言っている)
点数: 1
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なんだか最近は暗い気持ちが大きすぎて、色々とぐちゃぐちゃな俳句ばかり作っていたような気がするので心機一転させてポジティブな俳句を作ってみました!どうか添削宜しくお願いします!🙏