「背中押す手から伝われ母の愛」の批評
回答者 なお
香代子さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。褒めてください、とのことですので、あまりキツく感じるようなことは言わないようにしますね!
まず、全体に愛情にあふれた作品ですね。ほのぼのと、と言うよりもっと、力強く伝わってきます。季語が気にならないくらいに。
でもそれは、母から子への愛情とはわからなかったですねー。
背中を押す、という表現は、必ずしも「応援/後押し」と受け取られるとは限りませんから。
事実私は、御句は初読はお母様の背中を介護で押して差し上げている娘さんの句かと思いました。
「お母さん、今まで有難う。お母さんの背中、痩せちゃったね・・・」とか。でもそれだと、
「背中押す手から伝わる母の愛」
になるはず。おかしいな、とか思ってコメントを拝読。ああ、そういうことですか。
そうなると、イサクさんもおっしゃっていますが、ちょっと母の愛が強すぎますね。「手から伝われ母の愛」そう思っても、それは心の中で思うだけにして、口には出さない。香代子さんも、いつもは口に出さないでしょう?起こしてあげて、朝ごはん作ってお弁当持たせてあげて、これみんな「伝われ母の愛ビーム!」していたら、お子さん疲れてしまいますね。ちょっと押し売り的(あっ、褒めてない!m(_ _)m)。
・卒業の背中にそつと手を添へて
みたいな感じで香代子さんのお気持ちは十分に通じると思いますよ。
点数: 0
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
まだ、1年先なのですが巣立つ日の息子を思い作った句です