「菜種梅雨暗く濁らす我が心」の批評
回答者 なお
鰐渕颯さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
褒めてくださいとのことなので、そのようにしますね。
御句、五七五と俳句の基本をきっちりと押さえていらっしゃいます。素晴らしい。それにしっかり季語を一つ置いておられる。それも菜種梅雨。いいですねー。風情があります。
たしかに、せっかく春になるのに雨が続くと心が暗く濁りますよね。わかります。
この季語は、これから本格的な春の訪れを告げて、草花にたっぷりと恵みの水を含ませて、多くの花々を咲かせる春の女神のような意味を持っているのですが、やはり心は濁りますよね。無理もないです。
せっかく春が来るのに雨が続くとねー。
でも鰐渕さん、こうも考えられませんか?雨の日があるからこそ、晴れた日をより気持ちよく感じられるのでは?
雨が降ってくれるからこそ、植物がすくすく育って、きれいな花を咲かせたり、美味しい果物や野菜が収穫できるのでは?
雨に濡れた菜の花、きれいですよね!
もう寒くないですし、菜種梅雨、ちょっと濡れてみませんか?
点数: 1
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3月も下旬に入り、雨が降るようになってきて、空をふと見ると暗く濁った色をしていて自分の心も暗く濁っていくような様を俳句にしてみました。