俳句添削道場(投句と批評)

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夕日を眺め蜜柑恋しい今日この頃

作者 タルタルソース  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

帰り道に見た夕日がまん丸で蜜柑に見えた事を表現しました。今回は、前回と前々回の句で注意された。季語の使い方の間違いを気をつけました。

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「夕日を眺め蜜柑恋しい今日この頃」の批評

回答者 なおじい

タルタルソースさん、こんにちは。
どうもあなたのお名前を拝見すると、揚げ物が食べたくなって困ります(笑)。私は大好きですが、妻が控えめにしなさいと言うもので…。

おっと余談でした。

御句拝読しました。

先のお二方と同じようなことを申し上げるかと思いますがご容赦ください。
俳句は自由で奔放なのは悪いことではありませんが、決まりを守らないことはあまり歓迎出来ることではありません。
俳句は五七五が基本ですので、多少の字余りは問題ないとしても、御句のような七七六とかは容認される範囲とは言い難いです。出来るだけ、五七五におさめるよう努めてください。

季語については、これはちょっと難しいですね。でも先のお二方がわかりやすく解説してくださっていますからよくお読みになってください。

提案句ですが、御句を五七五の定型に整えてみると次のようになろうかと思います。

・帰り道蜜柑のやうな夕日かな

これでいいじゃん、という感じですが、これだと季語がない扱いになります。なぜなら、季語であるべき蜜柑が夕日の比喩でしかなく、その場に存在しないからです。夕日は季語ではないです。

ではどうするか?私がテレビで有名なN先生であれば、「恋しいとか言ってる場合じゃないでしょ!」と言うかもしれません。

・夕日浴び一袋買ふ蜜柑かな
・夕日見て堪らず蜜柑求めたり

二句目は「たまらず」と読みます。もう、買っちゃうんです(笑)。「今日この頃」なんて言っている場合でもない(笑)。

また読ませてくださいね!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「夕日を眺め蜜柑恋しい今日この頃」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
3句目きましたねー。
季語を意識したということで、よかったです!

さて、御句。まず、776になっている部分を.次は575意識してみたいですねー!
季語は蜜柑でしょうか?目の前に蜜柑があるわけでも、匂いがするわけでもないわけですよねー。そうなると季語としては弱まります。
秋でも初夏でも、蜜柑は恋しいーって思えるので、冬だなあ、とは感じない句になるということです。

夕暮れや蜜柑の香る帰り道

これで、食べたいーと思ってる感じは出しましたが、下五は安直においちゃいました。いかがでしょうか?

点数: 1

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「夕日を眺め蜜柑恋しい今日この頃」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

◆この句の主役っぽいのは「蜜柑」ですが、目の前にあるのは「夕日」ですね。
 「紅ほっぺ」の句と同じで、「蜜柑」は想像・たとえ話に使われているだけなので、季語として生きてきません。
 さて、この句はいつの季節の句でしょうか・・・?
◆もう少し、五七五に近づける工夫が欲しいです。
◆実際に見ているものを「眺める」「見る」という説明は、省略可能です。
 見ているので俳句の中に登場するわけで・・・
◆「今日この頃」もあまりわざわざ言わなくていいと思います。
 俳句は基本的には「今」や「今日」のことを詠んでいるものですので・・・

ということで、簡単に・・・

・春夕焼け蜜柑のような色かたち

点数: 1

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