「夕日を眺め蜜柑恋しい今日この頃」の批評
回答者 なお
タルタルソースさん、こんにちは。
どうもあなたのお名前を拝見すると、揚げ物が食べたくなって困ります(笑)。私は大好きですが、妻が控えめにしなさいと言うもので…。
おっと余談でした。
御句拝読しました。
先のお二方と同じようなことを申し上げるかと思いますがご容赦ください。
俳句は自由で奔放なのは悪いことではありませんが、決まりを守らないことはあまり歓迎出来ることではありません。
俳句は五七五が基本ですので、多少の字余りは問題ないとしても、御句のような七七六とかは容認される範囲とは言い難いです。出来るだけ、五七五におさめるよう努めてください。
季語については、これはちょっと難しいですね。でも先のお二方がわかりやすく解説してくださっていますからよくお読みになってください。
提案句ですが、御句を五七五の定型に整えてみると次のようになろうかと思います。
・帰り道蜜柑のやうな夕日かな
これでいいじゃん、という感じですが、これだと季語がない扱いになります。なぜなら、季語であるべき蜜柑が夕日の比喩でしかなく、その場に存在しないからです。夕日は季語ではないです。
ではどうするか?私がテレビで有名なN先生であれば、「恋しいとか言ってる場合じゃないでしょ!」と言うかもしれません。
・夕日浴び一袋買ふ蜜柑かな
・夕日見て堪らず蜜柑求めたり
二句目は「たまらず」と読みます。もう、買っちゃうんです(笑)。「今日この頃」なんて言っている場合でもない(笑)。
また読ませてくださいね!
点数: 1
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帰り道に見た夕日がまん丸で蜜柑に見えた事を表現しました。今回は、前回と前々回の句で注意された。季語の使い方の間違いを気をつけました。