「お洒落げに綿雪被る石灯籠」の批評
回答者 なお
こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。再登場失礼します。
私の言葉が足らないせいで誤解なさったらいけないと思い、また出てきました。
擬人化についてですが、擬人化がいけないと申しているわけではありません。私の申し上げたいのは、相手の感情を「勝手に」推測して詠むことは避けたい、ということです。
例えば、「山笑う」「山眠る」は言うなれば外見であり、季語でもあるくらいですから問題ないのですが、山が楽しそうとか、辛そうとかは、「どうしてそんなことがわかるの?あなたに」となります。
これはあまり良い評価につながりません。
よしたさんはあふれる感情をなんとか俳句に詠み込もうとなさっています。それはもちろん素晴らしいことではありますが、いかんせん五七五しかなく、季語を入れなければならないので、表現の幅は自ずと制約があります。達人はその中でも宇宙や人生を語ってしまうのですが、一般にはなかなか難しいものがあります。
生意気なようですが、悩めるよしたさんに申し上げます。
・あまりにもすごい感動や衝撃は、俳句でなくエッセイとかショートストーリーとかで表現したほうが伝わる。
・相手の心情を推し量って「〜そうだ」「〜げに」というのは避ける。
・自分の感情を出す場合も、「寂しい」という直接的な表現でなく、例えば「誰もいない」とかで表現できたらいい。
余計なお世話だったかもしれませんが、何かの参考になれば幸甚です。
点数: 1
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よろしくお願いいたします。
郷里の母より送られてきた庭の写真
クリスマスイブの一夜で40cm
ほど積もり、ホワイトクリスマスとなったようです。
木々の中、石灯籠にこんもりと
でも軽そうな雪がのり、なんだか楽しそうに
また、暖かそうにみえました。
灯籠が微笑むわけはないのですが、そのように感じられもしました。